インターネットとプロトコルとは?わかりやすく解説

テクノロジ系 ・ 技術要素(ネットワーク) ・ 読む目安6分 ・ 頻出

世界中の機器が同じルールで通信する考え方を学びます。

最初に考えてみよう

機器ごとに通信のルールがバラバラだと、スマホもPCもサーバも互いにデータをやり取りできません。どうすれば、世界中の機器が共通の約束で通信できるのでしょうか?

解説

ちがう学校どうしでも、同じルールブックを使うから試合が成り立つ——通信も同じ。 機器どうしが正しくやり取りするための共通ルール=プロトコルです。

1プロトコル=通信の「共通ルール」

通信するには、相手と同じルールが必要です。まずは「言葉」でイメージ。あなたは日本語を話します。相手の言葉を選んでみよう。

あなた
日本語
相手
英語

言葉がちがう → 通じない…

ネットでも同じ。機器どうしが通信するための共通の“言葉・約束ごと”がプロトコル(HTTPなど)。 インターネットは世界中のネットワークの集まりで、みんながこの共通ルールを使うから話が通じます。

2代表的なプロトコル

試験でよく出るものだけ覚えればOK。名前と役割をセットで。

HTTP / HTTPSWebページを見る通信(HTTPSは暗号化されて安全)
DNSドメイン名(example.com)を IPアドレスに変換する
TCP / IPインターネットの土台。データを相手まで順番どおり届ける
SMTP / POP / IMAP電子メールの送信(SMTP)・受信(POP/IMAP)

※ よくある勘違い:「インターネット=Web」ではありません。Webはインターネットの使い方の一つ(HTTPを使う)。

3データは「パケット」で運ぶ

大きなデータも、そのまま送らず小さな箱(パケット)に分けて送ります。 箱には通し番号が付き、届いた側が番号順に組み立て直します。

STEP 1 / 6

送りたいデータ

送信者Aが「HELLO WORLD」を送る。大きな塊のままでは送らない

⟲ ドラッグで回転
分割復元

自分のデータでも分けてみよう

送るデータ:
No.1/2
こんに
No.2/2
ちは

2個のパケットに分割 → 受け取った側が No.順に組み立てて「こんにちは」に復元。

試験のポイント

ITパスポート試験での問われ方

通信プロトコルの役割や代表例が問われる

間違えやすいポイント

  • インターネットとWebを同じ意味で使う
  • プロトコルを機器名だと思う

関連用語

TCP/IP、HTTP、HTTPS、DNS、IPアドレス

図解の内容を文章で読む

インターネットとプロトコルをイメージでつかむ

インターネットは世界中のネットワークをつないだ大きな仕組みです。通信では、相手と同じルールでやり取りする必要があり、このルールをプロトコルと呼びます。

たとえると:違う学校の人と試合をするとき、同じルールブックを使うから試合が成り立つ、というイメージです。

インターネットは、世界中のネットワークどうしをつないだ「ネットワークの集まり」です。国も機器のメーカーもばらばらな相手と通信できるのは、全員が同じ約束事=プロトコルに従っているからです。プロトコルは機器の名前ではなく「通信のルール(手順や形式の取り決め)」である点に注意しましょう。代表例として、Webページのやり取りに使うHTTP、インターネット全体の共通の土台となるTCP/IP、メール送信のSMTPなどがあります。また「インターネット」と「Web」は同じ意味ではなく、Web(ホームページのしくみ)はインターネットの上で動くサービスの1つです。試験では「通信を成立させるための約束事を何と呼ぶか」「HTTPは何のためのプロトコルか」といった形で問われます。

押さえどころ

  • インターネット = ネットワークの集合
  • プロトコル = 通信のルール
  • HTTPやTCP/IPは代表例

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