LANとWANとは?わかりやすく解説
近い範囲のネットワークと、離れた拠点をつなぐネットワークを学びます。
最初に考えてみよう
コンピュータ同士をつなぐネットワークには、LANとWANというものがあります。どちらも「つなぐ」ためのものですが、どのような違いがあるのでしょうか?
解説
1宛先を選んで、データを送ってみる
自宅のソファにいるあなたのスマホから送信します。宛先をタップすると、 データが家の中・電柱・通信事業者の局舎…と、実際にどこを通るかが分かります。
2くらべて整理
| LANLocal Area Network | WANWide Area Network | |
|---|---|---|
| 範囲 | 狭い(建物・部屋) | 広い(都市〜世界) |
| 身近な例 | 家のWi-Fi、社内ネット | インターネット、拠点間の通信 |
| だれが用意 | 自分たち(自前) | 通信事業者の回線を借りる |
| 通信速度 | 速い傾向 | LANより遅い傾向 |
3これはどっち?(範囲で見分ける)
次のネットワークは LAN・WAN のどちら? ボタンを押して確かめよう。
- 家のWi-Fi
- 会社のワンフロアのネット
- 本社と地方支店を回線でつなぐ
- インターネット
4転送時間は、なぜ割り算?
まずは bit を使わずに考えます。12MBのデータを、1秒に4MBずつ送ると…
5Byte と bit ― 単位をそろえる
本試験の問題は、こんな数字で出てきます。
6利用効率 ― 回線を全部は使えない
100Mbps の回線を、10本のレーンだと考えます。実際には制御用の情報や混雑があり、全部をデータに使えるわけではありません。
7そろえた数字で、時間を求める
⑤と⑥で作ったカードを、④の「量 ÷ 1秒に運べる量」にあてはめます。
8解き方は3ステップ
どんな数字でも、この順番で解けます。
9確認問題:3段階で本試験レベルへ
- ① そろえる
- →② 実効速度
- →③ 割る
12MBのデータを、1秒に4MB送れる回線で送る。何秒かかる?
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
LAN/WANの適用範囲の違いが問われる
間違えやすいポイント
- Wi-FiとLANを完全に別物だと思う
- WANをインターネットそのものだけと覚える
関連用語
図解の内容を文章で読む
LANとWANをイメージでつかむ
LANは学校や家、会社のフロアなど近い範囲をつなぐネットワークです。WANは離れた拠点どうしを広い範囲でつなぐネットワークです。試験では、範囲の広さと利用場面で見分けます。
たとえると:教室内の連絡網がLAN、学校どうしをつなぐ連絡網がWANです。
LANは家庭・学校・会社のフロアといった限られた敷地内をつなぐネットワーク、WANは離れた拠点どうしを広い範囲でつなぐネットワークです。見分けるコツは、範囲に加えて「誰が用意するか」も意識することです。LANは自分たち(家庭や会社)で機器を用意して管理し、WANは通信事業者の回線を借りて拠点間を結びます。なお、Wi-FiはLANを無線でつないだもの(無線LAN)なのでLANの仲間です。また、インターネットは世界中のネットワークがつながった巨大なWANの代表例ですが、WAN=インターネットだけではなく、本社と支社を専用回線で結ぶのもWANです。試験では「オフィス内のPCをつなぐ」「本社と支社を結ぶ」といった事例からLANかWANかを選ばせる形で問われます。あわせて、回線でファイルを送る転送時間の計算も出ます。①ファイルの大きさをバイトからビットにそろえる(×8)、②通信速度に利用効率を掛けて実効速度を出す、③ビット数を実効速度で割る、の3ステップで解きます。
押さえどころ
- LAN = 近い範囲
- WAN = 広い範囲
- 範囲と用途で区別する
確認問題(6問)
確認問題は本サービスのオリジナル問題です。ログインなしで解けます(結果は保存されません)。
「LANとWAN」に関連する過去問(1問)
このテーマが主題の問題はまだありませんが、関連する用語が問題文や選択肢に出てくる公開問題を集めました。
あわせて覚える英略語
つながるテーマ
学習を記録して、合格まで続ける
教材と確認問題はこのページで全部無料で使えます。登録すると「LANとWAN」の結果や習熟度が記録され、苦手分野の復習提案、試験日までの学習計画、合格準備度の見える化が使えます。最初の7日間は学習記録も無料です。