IPアドレスとDNSとは?わかりやすく解説

テクノロジ系 ・ 技術要素(ネットワーク) ・ 読む目安9分

インターネット上の「住所」であるIPアドレスと、文字の住所を変換するDNSのしくみを学びます。

最初に考えてみよう

インターネット上の住所は、IPアドレスという数字のまとまりで表されます。しかし、Webサイトを見るたびに「192.168.1.1」のような数字の羅列を覚えて入力するのは現実的ではありません。どうすれば、人間が覚えやすい名前で目的のWebサイトにアクセスできるのでしょうか?

解説

操作して理解する

「IPアドレスとDNS」を暗記ではなく、データの移動と障害から理解します。 再生・一時停止・巻き戻し・DNS停止を自由に試してください。

1IPアドレスは「機械が使う住所」

人は example.com のような名前を覚えますが、 通信では IPアドレス という番号で相手を特定します。

人が覚える名前

example.com

DNSが変換

機械が使う住所

93.184.216.34

住所には「中だけ」と「世界共通」の2種類がある

PC

192.168.1.10

スマホ

192.168.1.11

ルータ

付け替え

インターネット

203.0.113.5

世界で1つ

プライベートIPアドレス:家や会社の中だけで使う住所。192.168.○.○ などで、よその家と同じ番号でもかまいません。インターネットへ直接は出ていきません。

IPv4(32ビット)は約43億個しかなく不足しているため、128ビットの IPv6 への移行も進んでいます。

2URL入力から表示までを「再生」して追う

小さなネットワーク模型の中を、データのカプセルが移動します。 カプセルを押すと、その瞬間に流れている情報も確認できます。

STEP 1・入力

URLを入力する

あなた(入力)

名前で入力。接続先のIPアドレスはまだ分からない

example.com → ?
⟲ ドラッグで回転
URL入力1 / 8サイト表示

3試験では「誰が何を返すか」で見分ける

DNSIPアドレス名前 → 住所の変換だけ。ページは返さない
WebサーバページのデータHTMLや画像を返す
ブラウザ画面に表示受け取ったデータを組み立てる

○×でひっかけを確認

全4問

  • DNSはWebページのHTMLを返す

  • DNSが止まると、ドメイン名ではサイトを開けなくなる

  • 192.168.1.10 はインターネット上で世界に1つだけの住所だ

  • IPv4アドレスは32ビットで、各部分は0〜255の数になる

ひとことで言うと

名前を入力 → DNSがIPを返す → IPで接続 → Webサーバがページを返す → ブラウザが表示

試験のポイント

図解の内容を文章で読む

ネットの「住所」と「電話帳」

インターネットにつながった機器には、IPアドレスという番号が割りあてられます。これはデータを正しい相手に届けるための「住所」です。ただし人は番号を覚えにくいので、ふだんは「example.com」のような文字の名前を使います。この文字の名前を、コンピュータ用の番号(IPアドレス)に変換してくれるしくみがDNSです。

たとえると:DNSはスマホの電話帳のようなもの。名前をタップするだけで正しい番号に発信してくれるのと同じで、文字の住所から正しいIPアドレスを見つけてつないでくれます。

通信の相手を特定するのがIPアドレス(番号の住所)、その番号を人が覚えやすい文字の名前から引けるようにするのがDNSです。ブラウザにドメイン名を入れると、まずDNSに問い合わせてIPアドレスを受け取り、そのうえで相手のサーバへ接続します。順番は「名前 → DNSで変換 → IPアドレス → 接続」です。

押さえどころ

  • IPアドレス = ネット上の住所(番号)
  • DNS = 文字の名前を IPアドレスに変換する電話帳役
  • 接続の前に必ず名前解決(DNS)が行われる

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「IPアドレスとDNS」の過去問(6問)

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