IPアドレスとDNSとは?わかりやすく解説
インターネット上の「住所」であるIPアドレスと、文字の住所を変換するDNSのしくみを学びます。
最初に考えてみよう
インターネット上の住所は、IPアドレスという数字のまとまりで表されます。しかし、Webサイトを見るたびに「192.168.1.1」のような数字の羅列を覚えて入力するのは現実的ではありません。どうすれば、人間が覚えやすい名前で目的のWebサイトにアクセスできるのでしょうか?
解説
操作して理解する
「IPアドレスとDNS」を暗記ではなく、データの移動と障害から理解します。 再生・一時停止・巻き戻し・DNS停止を自由に試してください。
1IPアドレスは「機械が使う住所」
人は example.com のような名前を覚えますが、 通信では IPアドレス という番号で相手を特定します。
人が覚える名前
example.com
機械が使う住所
93.184.216.34
住所には「中だけ」と「世界共通」の2種類がある
PC
192.168.1.10
スマホ
192.168.1.11
ルータ
付け替え
インターネット
203.0.113.5
世界で1つ
プライベートIPアドレス:家や会社の中だけで使う住所。192.168.○.○ などで、よその家と同じ番号でもかまいません。インターネットへ直接は出ていきません。
IPv4(32ビット)は約43億個しかなく不足しているため、128ビットの IPv6 への移行も進んでいます。
2URL入力から表示までを「再生」して追う
小さなネットワーク模型の中を、データのカプセルが移動します。 カプセルを押すと、その瞬間に流れている情報も確認できます。
STEP 1・入力
URLを入力する
あなた(入力)
名前で入力。接続先のIPアドレスはまだ分からない
3試験では「誰が何を返すか」で見分ける
○×でひっかけを確認
全4問
DNSはWebページのHTMLを返す
DNSが止まると、ドメイン名ではサイトを開けなくなる
192.168.1.10 はインターネット上で世界に1つだけの住所だ
IPv4アドレスは32ビットで、各部分は0〜255の数になる
ひとことで言うと
名前を入力 → DNSがIPを返す → IPで接続 → Webサーバがページを返す → ブラウザが表示
試験のポイント
図解の内容を文章で読む
ネットの「住所」と「電話帳」
インターネットにつながった機器には、IPアドレスという番号が割りあてられます。これはデータを正しい相手に届けるための「住所」です。ただし人は番号を覚えにくいので、ふだんは「example.com」のような文字の名前を使います。この文字の名前を、コンピュータ用の番号(IPアドレス)に変換してくれるしくみがDNSです。
たとえると:DNSはスマホの電話帳のようなもの。名前をタップするだけで正しい番号に発信してくれるのと同じで、文字の住所から正しいIPアドレスを見つけてつないでくれます。
通信の相手を特定するのがIPアドレス(番号の住所)、その番号を人が覚えやすい文字の名前から引けるようにするのがDNSです。ブラウザにドメイン名を入れると、まずDNSに問い合わせてIPアドレスを受け取り、そのうえで相手のサーバへ接続します。順番は「名前 → DNSで変換 → IPアドレス → 接続」です。
押さえどころ
- IPアドレス = ネット上の住所(番号)
- DNS = 文字の名前を IPアドレスに変換する電話帳役
- 接続の前に必ず名前解決(DNS)が行われる
確認問題(4問)
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「IPアドレスとDNS」の過去問(6問)
IPAが公開しているITパスポート試験の公開問題から、このテーマの問題を集めました。
あわせて覚える英略語
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