目標設定と評価指標(KGI・CSF・KPI・BSC)とは?わかりやすく解説
最終ゴールから逆算して、達成度を数字で測るしくみを学びます。
最初に考えてみよう
「頑張ったかどうか」だけでは、成果が出たのかを判断できません。どうすれば、目標と数字を使って、達成状況を客観的に確認できるのでしょうか?
解説
1KGI → CSF → KPI:ゴールから順に決める
いちばん上が最終ゴール(KGI)。そこから「カギ(CSF)」→「測る数字(KPI)」へと下に分解します。 例:クレープ屋。
- KGI重要目標達成指標Key Goal Indicator
最終的に達成したいゴールを数値で表したもの
例年間売上を 100 → 150 にする
- CSF重要成功要因Critical Success Factor
ゴール達成のために、いちばん効くカギ(数字ではなく“要因”)
例リピート客を増やす(顧客の定着)
- KPI重要業績評価指標Key Performance Indicator
CSFが進んでいるかを、途中で測る数字
例リピート率を 20% → 30% にする
定番のひっかけはKGI(最終ゴール)とKPI(途中の数字)の取り違え。 CSFは指標ではなく「重要な要因」です。
2動かしてみよう:施策の効果はKGIまで届く?
解説1のクレープ屋で、施策を打ってみます。影響はいちばん下の施策から、KPI → CSF → KGI へ下から順に伝わります。 CSFにつながらない施策も混ざっています。
打てる施策(それぞれ1回):
※ KGI=最終ゴール、KPI=途中の進み具合。この2つの取り違えが定番のひっかけ。 CSFは「指標」ではなく「重要な要因」である点も注意。
3BSC ― 財務だけでは見えないものを見る
問題
財務指標(売上・利益)だけでは、会社がこれからも成果を出せる状態か判断できない
今期の利益が好調でも、研修をやめて接客が雑になり、常連が離れ始めていたら、来期の売上は落ちます。財務の数字は過去の結果だからです。
解決
BSC(バランススコアカード)= 財務に顧客・業務プロセス・学習と成長を加えた4つの視点で、バランスよく評価する
同じ目標を4視点で見ると(クレープ屋)
下の視点が良くなると、上の視点の成果につながる
- 財務お金の成果は出ている?年間売上 100 → 150
- 顧客お客さまに選ばれ続けている?リピート率 20% → 30%
- 業務プロセス仕事のやり方は良くなっている?注文から提供まで 5分 → 3分
- 学習と成長人や組織は育っている?接客研修の受講率 100%
研修で人が育つ(学習と成長)→ 提供が速く丁寧になる(業務プロセス)→ 常連が増える(顧客)→ 売上が伸びる(財務)。 試験では「財務・顧客・業務プロセス・学習と成長」の4つを問われます。
4どの指標?
- 「年間売上10億円を達成する」という、最終的に目指すゴールを表すのは?
- 「月間の新規問い合わせ件数200件」という、途中の進み具合を測る数字は?
- 財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点で評価する手法は?
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
KGIとKPIの違い(最終ゴールか中間指標か)、BSCの4つの視点が問われる
間違えやすいポイント
- KGIとKPIを取り違える
- BSCを財務だけの評価だと思う
関連用語
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目標設定と評価指標(KGI・CSF・KPI・BSC)をイメージでつかむ
目標を達成するには、最終ゴール(KGI)を決め、そのために特に重要な成功のカギ(CSF)を見つけ、進み具合を数字で測る中間指標(KPI)を設定します。さらにBSC(バランススコアカード)は、財務だけでなく顧客・業務・学習成長の4つの視点でバランスよく評価する方法です。
たとえると:受験で『第一志望合格(KGI)』を目標に、『苦手の数学を克服する(CSF)』を決め、『毎週模試で60点以上(KPI)』で進み具合を測るのと同じです。
目標管理の用語は「ゴールから逆算する順番」で覚えると整理できます。まずKGI(重要目標達成指標)=最終的に達成したいゴールの数値です(例:年間売上10億円)。次にCSF(重要成功要因)=そのゴールのために特に重要な成功のカギです(例:リピート客を増やす)。最後にKPI(重要業績評価指標)=カギがうまく進んでいるかを日々測る中間指標です(例:月間リピート率30%)。KGIとKPIの取り違えが最頻出で、「最終ゴール=KGI、途中経過を測る=KPI」と押さえましょう。また、BSC(バランススコアカード)は、財務の数字だけでなく、顧客・業務プロセス・学習と成長を加えた4つの視点で、バランスよく目標と評価を設計する手法です。試験ではKGI・CSF・KPIの関係と、BSCの4視点が問われます。
押さえどころ
- KGI=最終的に達成したいゴール(重要目標達成指標)
- CSF=ゴールのために特に重要な成功要因
- KPI=進み具合を測る中間指標(重要業績評価指標)
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「目標設定と評価指標(KGI・CSF・KPI・BSC)」の過去問(4問)
IPAが公開しているITパスポート試験の公開問題から、このテーマの問題を集めました。
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