意思決定と問題解決の手法とは?わかりやすく解説
アイデアを広げ、整理し、優先順位と原因を調べる代表的な手法を使い分けます。
解説
1役割マップ ― 道具は4+1の役割
左の役割がわかれば、使う道具が決まります。
- 発散案をたくさん出すブレーンストーミング ブレーンライティング
- 整理似た案をまとめる親和図法
- 重点把握どれから手を付けるかパレート図
- 原因分析なぜ起きるかを掘る特性要因図
2発散 ― 話して出す/書いて回す
どちらも批判せず、質より量。違いは「声に出すか、紙に書くか」だけです。
その場で発言。他人の案に乗っかってよい。
各自が紙に書く。発言が苦手な人の案も同じだけ集まる。
3整理 ― 親和図法で似たもの同士に
発散で出た声をカードにして、意味が近いものを集め、グループに名前を付けます。
4重点把握 ― パレート図で「上位で8割」
苦情100件を種類別に数え、多い順に並べます。
5原因分析 ― 特性要因図(魚の骨)
パレート図で一番多かった「待ち時間が長い」を頭(結果)に置き、原因を骨の形で掘り下げます。
6意見収束 ― デルファイ法
「無人レジが普及するのは何年?」を専門家6人に匿名で聞き、集計結果を見せてもう一度聞く――を繰り返します。
案を広げるのではなく、専門家の予測を1つにまとめていく手法。匿名なので、声の大きい人に引っぱられません。
7試験ではここを見分ける
- 案を広げる=ブレーンストーミング/ブレーンライティング
- 似たものをまとめる=親和図法、多い順に絞る=パレート図、原因を掘る=特性要因図
- 専門家の匿名回答を繰り返して予測をまとめる=デルファイ法
誤り:パレート図で原因の構造を調べる
正しくは:パレート図は多い順に並べて重点を決める図。原因の構造は特性要因図
誤り:ブレーンストーミングで出た案をその場で批判する
正しくは:批判せず、とにかく量を出す
誤り:デルファイ法はアイデアを広げる手法
正しくは:専門家の意見を繰り返し集めて収束させる手法
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
目的や場面から、発散・整理・重点化・原因分析・専門家による予測収束の各手法を選ばせる
間違えやすいポイント
- パレート図を原因の構造図だと思う
- ブレーンストーミングで案を出す途中に批判する
- デルファイ法をアイデア発散法だと考える
関連用語
ブレーンストーミング、ブレーンライティング、デルファイ法、親和図法、パレート図、特性要因図
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意思決定と問題解決の手法をイメージでつかむ
問題解決では、まず案をたくさん出し、似たものを整理し、重要な問題を絞り、原因を調べます。アイデアの発散には、発言で案を出すブレーンストーミングや紙に書くブレーンライティングを使います。一方、デルファイ法は専門家への匿名調査を反復して将来予測や意見を収束させる手法です。似た案をまとめる親和図法、件数の多い順に並べるパレート図、原因を枝分かれで探る特性要因図とも区別します。
たとえると:旅行計画で、行き先を自由に出し、似た案をまとめ、人気順に絞り、予定が遅れる原因を調べる流れと同じです。
ブレーンストーミングは他人の案を批判せず、自由な発言で量を出します。発言が苦手な人も参加しやすいのがブレーンライティングです。この二つはアイデアを広げる発散手法です。発散で出た意見は親和図法で似た内容ごとにまとめます。パレート図は項目を件数の多い順に棒で並べ、累積比率から重点課題を見つけます。特性要因図は結果と原因を魚の骨のように整理し、根本原因の候補を探します。これらとは別に、デルファイ法は複数の専門家へ匿名アンケートを行い、集計結果を示して回答を繰り返すことで、将来予測や意見を収束させます。
押さえどころ
- アイデアの発散にはブレーンストーミングやブレーンライティングを使う
- デルファイ法は専門家への反復調査で予測や意見を収束させる
- 親和図法は整理、パレート図は重点化、特性要因図は原因分析に使う
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