WBSとガントチャートとは?わかりやすく解説
作業を細かく分け、いつ何をするかを見える化する方法を学びます。
最初に考えてみよう
やることや締切が頭の中だけにあると、作業の抜け漏れや遅れに気づきにくくなります。どうすれば、必要な作業とスケジュールを見える形で管理できるのでしょうか?
解説
1WBS = 作業を分解する
大きな仕事を小さな作業に分けて一覧にしたもの。 図をタップして、実際に分解してみよう。
大→中→小へ分解(Work Breakdown Structure)
2ガントチャート = いつやるか
WBSで洗い出した作業を横棒で見える化。 棒の位置=時期、長さ=期間です。
本番=7日目の文化祭本番 赤い縦線=「終わってから始める」つながり
3これはどっち?
WBS=作業の分解、ガント=日程。混同しやすいので練習しよう。
やる作業を漏れなく細かく分けて一覧にする
各作業の開始日・終了日を横棒で表す
「何をやるか」を洗い出す
「いつやるか」をカレンダー上に表す
4一本道なら、日数を足すだけ
ここからは本試験の「全体で何日かかるか」を計算します。まずは、A が終わってから B を始める一本道。
5並行作業 ― 同時に進む
A が終わったら、B(5日)と C(2日)を同時にスタート。D は B と C の両方が終わってから始めます。
6全体で何日かかる?
B が終わった8日目に、やっと D(4日)を始められます。
7クリティカルパス = いちばん長い経路
試験ではこの形(アローダイアグラム)で出ます。矢印が作業、丸は区切り。開始①から完了④まで、通り道は2本あります。
8解き方は3ステップ
矢印がいくつあっても、この順番で解けます。
9確認問題:3段階で本試験レベルへ
- ① 経路を探す
- →② 日数を足す
- →③ 最長を選ぶ
作業A(4日)が終わってから作業B(6日)を始める。全体で何日かかる?
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
作業分解と日程管理のどちらを表すかが問われる
間違えやすいポイント
- WBSを日程表だと思う
- ガントチャートを組織図と混同する
関連用語
WBS、ガントチャート、マイルストーン、進捗管理
図解の内容を文章で読む
WBSとガントチャートをイメージでつかむ
WBSは大きな仕事を小さな作業に分けた一覧です。ガントチャートは作業を横棒で表し、いつ始めていつ終えるかを見える化します。どちらもプロジェクトの計画と進捗確認で使われます。
たとえると:文化祭準備で、看板作り・買い出し・当日係に分けるのがWBS、カレンダーに横棒で予定を書くのがガントチャートです。
WBSとガントチャートは、どちらもプロジェクト計画の道具ですが役割が違います。WBSは、大きな仕事を、担当や見積りができる大きさまで細かく分解した一覧で、作業のヌケモレを防ぐのが目的です。日付の情報は持ちません。ガントチャートは、分解した各作業を横棒で表し、いつ始めていつ終わるか、予定に対していまどこまで進んだかを見える化する日程の図です。順番としては、まずWBSで作業を洗い出し、それをガントチャートに並べて日程を組みます。試験では「作業を階層的に分解する手法はどれか」(=WBS)、「日程や進捗を横棒で表す図はどれか」(=ガントチャート)のように、どちらの説明かを判別させる問題が定番です。あわせて、作業の前後関係を矢印で表したアローダイアグラム(PERT)から全体の日数を求める計算も出ます。①開始から完了までの経路を探す、②経路ごとに日数を足す、③最も長い経路を選ぶ、の3ステップで解き、この最長の経路をクリティカルパスと呼びます。並行して進む作業は全部足さず、長いほうだけが全体の日数に効きます。
押さえどころ
- WBS = 作業分解
- ガントチャート = スケジュールの横棒図
- 計画と進捗管理に使う
確認問題(5問)
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「WBSとガントチャート」の過去問(6問)
IPAが公開しているITパスポート試験の公開問題から、このテーマの問題を集めました。
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