コンピュータの種類と用途とは?わかりやすく解説

テクノロジ系 ・ コンピュータ構成要素 ・ 読む目安7分

PC・サーバ・汎用機・スーパーコンピュータ・マイコンを、得意な仕事から見分けます。

解説

コンピュータの種類は、大きさや値段より「誰が・何のために使うか」で分かれます。 まず見た目と用途をセットで押さえましょう。

1どこで使われている? ― 街の中のコンピュータ

種類を選ぶと、そのコンピュータが実際に置かれている場所へ寄ります。

⟲ ドラッグで回転

25つの種類を、見た目と用途で比べる

  • PC(パーソナルコンピュータ)

    個人の作業

    1人が1台を使う

    例:文書作成・表計算・Web閲覧

  • サーバ

    多数の利用者へ機能を提供

    1台から、ネットワーク越しに多数の利用者へ

    例:Webサイト・ファイル共有・メール

  • 汎用機(メインフレーム)

    大量の取引を止めずに正確に処理

    大きな筐体。故障しても予備に切り替わる

    例:銀行の勘定系・航空券の予約

  • スーパーコンピュータ

    膨大な科学技術計算を高速に

    同じ計算ノードを何千台もつなぐ

    例:気象予測・創薬・シミュレーション

  • マイコン(組込みシステム)

    決まった機器の制御

    機器の中に小さなチップとして入っている

    例:炊飯器・エアコン・自動車

3試験ではここを見分ける

  • 銀行の口座取引のような大量の基幹処理 → 汎用機
  • 気象予測のような膨大な科学技術計算 → スーパーコンピュータ
  • 炊飯器の温度制御のような機器の制御 → マイコン
  • 社内の多数の人へファイルやWebを提供 → サーバ
よくある取り違え

誤り:サーバは「大きなPC」

正しくは:違いは大きさではなく役割。サーバは多数の利用者へ機能を提供する

誤り:汎用機もスーパーコンピュータも「とにかく速い大型機」

正しくは:汎用機=大量の取引を止めずに正確に、スパコン=科学技術計算を速く

試験のポイント

ITパスポート試験での問われ方

大量基幹処理・科学技術計算・家電制御などの場面に適する種類が問われる

間違えやすいポイント

  • サーバを大きなPCという外見だけで判断する
  • 汎用機とスーパーコンピュータを処理内容で区別しない

関連用語

PC、サーバ、汎用機、スーパーコンピュータ、マイコン

図解の内容を文章で読む

コンピュータの種類と用途をイメージでつかむ

コンピュータは大きさだけでなく、誰が何に使うかで種類が分かれます。個人の作業にはPC、サービス提供にはサーバ、大量の基幹処理には汎用機、科学技術計算にはスーパーコンピュータ、家電制御にはマイコンが向きます。

たとえると:乗り物を自転車・路線バス・大型貨物船・レーシングカー・家電の小型モータのように、仕事に合う種類から選ぶイメージです。

PCは一人の利用者が文書作成などに使う身近なコンピュータです。サーバはネットワーク越しにWebやファイルなどの機能を複数利用者へ提供します。汎用機(メインフレーム)は銀行の勘定処理のように、大量の取引を正確かつ安定して扱う基幹業務に向きます。スーパーコンピュータは気象予測やシミュレーションなど膨大な科学技術計算を高速に行います。マイコンは家電や自動車などに組み込まれ、決められた機器制御を担います。高価さや大きさだけでなく、提供・基幹処理・科学計算・組込み制御という用途で判断します。

押さえどころ

  • PCとサーバは利用者への役割が違う
  • 汎用機は大量の基幹処理に強い
  • スーパーコンピュータとマイコンは用途が対照的

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