コンピュータの種類と用途とは?わかりやすく解説
PC・サーバ・汎用機・スーパーコンピュータ・マイコンを、得意な仕事から見分けます。
解説
1どこで使われている? ― 街の中のコンピュータ
種類を選ぶと、そのコンピュータが実際に置かれている場所へ寄ります。
25つの種類を、見た目と用途で比べる
PC(パーソナルコンピュータ)
個人の作業
1人が1台を使う
例:文書作成・表計算・Web閲覧
サーバ
多数の利用者へ機能を提供
1台から、ネットワーク越しに多数の利用者へ
例:Webサイト・ファイル共有・メール
汎用機(メインフレーム)
大量の取引を止めずに正確に処理
大きな筐体。故障しても予備に切り替わる
例:銀行の勘定系・航空券の予約
スーパーコンピュータ
膨大な科学技術計算を高速に
同じ計算ノードを何千台もつなぐ
例:気象予測・創薬・シミュレーション
マイコン(組込みシステム)
決まった機器の制御
機器の中に小さなチップとして入っている
例:炊飯器・エアコン・自動車
3試験ではここを見分ける
- 銀行の口座取引のような大量の基幹処理 → 汎用機
- 気象予測のような膨大な科学技術計算 → スーパーコンピュータ
- 炊飯器の温度制御のような機器の制御 → マイコン
- 社内の多数の人へファイルやWebを提供 → サーバ
誤り:サーバは「大きなPC」
正しくは:違いは大きさではなく役割。サーバは多数の利用者へ機能を提供する
誤り:汎用機もスーパーコンピュータも「とにかく速い大型機」
正しくは:汎用機=大量の取引を止めずに正確に、スパコン=科学技術計算を速く
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
大量基幹処理・科学技術計算・家電制御などの場面に適する種類が問われる
間違えやすいポイント
- サーバを大きなPCという外見だけで判断する
- 汎用機とスーパーコンピュータを処理内容で区別しない
関連用語
PC、サーバ、汎用機、スーパーコンピュータ、マイコン
図解の内容を文章で読む
コンピュータの種類と用途をイメージでつかむ
コンピュータは大きさだけでなく、誰が何に使うかで種類が分かれます。個人の作業にはPC、サービス提供にはサーバ、大量の基幹処理には汎用機、科学技術計算にはスーパーコンピュータ、家電制御にはマイコンが向きます。
たとえると:乗り物を自転車・路線バス・大型貨物船・レーシングカー・家電の小型モータのように、仕事に合う種類から選ぶイメージです。
PCは一人の利用者が文書作成などに使う身近なコンピュータです。サーバはネットワーク越しにWebやファイルなどの機能を複数利用者へ提供します。汎用機(メインフレーム)は銀行の勘定処理のように、大量の取引を正確かつ安定して扱う基幹業務に向きます。スーパーコンピュータは気象予測やシミュレーションなど膨大な科学技術計算を高速に行います。マイコンは家電や自動車などに組み込まれ、決められた機器制御を担います。高価さや大きさだけでなく、提供・基幹処理・科学計算・組込み制御という用途で判断します。
押さえどころ
- PCとサーバは利用者への役割が違う
- 汎用機は大量の基幹処理に強い
- スーパーコンピュータとマイコンは用途が対照的
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