システム設計(外部設計・内部設計)とは?わかりやすく解説
要件を、利用者から見える仕様と、開発者が作れる内部の仕組みに分けて設計する流れを学びます。
解説
1外部設計・内部設計は、開発全体のどこ?
V字モデルは、左で設計したことを、右の同じ高さのテストで確かめる、という対応を表します。 今回学ぶのは青い2つです。
- 外部設計
- 要件定義の次。決めた内容はシステムテストで確かめる
- 内部設計
- 外部設計の次・プログラミングの前。決めた内容は結合テストで確かめる
外部設計は「基本設計」、内部設計は「詳細設計」と呼ばれることもあります。
2外部設計と内部設計のちがい
外部設計
ユーザーから見える部分を決める
利用者と相談しながら決める
- 画面項目・ボタン・操作の流れ
- 帳票納品書・請求書などの印刷物
- 他システムとのインタフェース・入出力データ
内部設計
システム内部の作り方を決める
開発者(作る側)が決める
- モジュール分割処理をどの部品に分けるか
- モジュール間のデータの受け渡し・処理手順
迷ったら「利用者が目にする?」。目にするなら外部設計、利用者には見えない中身なら内部設計です。
3決めることを仕分ける
家づくりにたとえると、左は住む人と決める「間取り・窓」、右は工事のための「柱・配線」です。
4試験ではここを見分ける
- 外部設計=利用者から見える画面・帳票・他システムとのインタフェース・入出力データ
- 内部設計=外部設計を実現するモジュール分割・モジュール間のデータの受け渡し・処理手順
- 順番は 要件定義 → 外部設計 → 内部設計 → 実装
誤り:外部設計=社外向けシステムの設計
正しくは:「外部」は利用者から見える部分のこと。社内システムにも外部設計はある
誤り:内部設計は実装(プログラミング)の後にする
正しくは:内部設計を決めてから実装する
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
利用者と画面仕様を決めるのは外部設計、モジュール構成を決めるのは内部設計と判別する
間違えやすいポイント
- 外部設計を社外向けシステムだけの設計だと思う
- 内部設計を実装後に行う作業だと思う
関連用語
外部設計、内部設計、画面設計、帳票設計、インタフェース設計、モジュール設計
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システム設計(外部設計・内部設計)をイメージでつかむ
システム設計では、まず外部設計で画面・帳票・ほかのシステムとのインタフェース・扱うデータなど、利用者から見える仕様を決めます。次に内部設計で、処理をどのモジュールに分け、内部でデータをどう受け渡すかを具体化します。
たとえると:家づくりなら、間取りや窓の位置を住む人と決めるのが外部設計、柱の組み方や配線を工事できる形に落とすのが内部設計です。
要件定義で決めた『何が必要か』を、実装できる仕様へ段階的に落とすのがシステム設計です。外部設計は利用者や接続先から見える部分を扱い、画面の項目や操作、印刷する帳票、システム間インタフェース、入力・出力するデータなどを決めます。内部設計はその外部仕様を実現するため、処理をどのモジュールに分けるか、モジュール間でデータをどう渡すか、内部の処理手順をどうするかを決めます。したがって『利用者と注文画面の項目を合意する』なら外部設計、『注文処理を在庫確認モジュールと決済モジュールに分ける』なら内部設計です。流れは、要件→外部設計→内部設計→実装と、後ろほど作る側に近い詳細になります。
押さえどころ
- 外部設計 = 利用者から見える画面・帳票・インタフェース・データを決める
- 内部設計 = 処理やデータの流れをモジュール単位に具体化する
- 要件→外部設計→内部設計→実装の順に詳細化する
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