要件定義とは?わかりやすく解説

マネジメント系 ・ 開発プロセス ・ 読む目安7分 ・ 頻出

システムに何をしてほしいかを利用者と決める工程を学びます。

最初に考えてみよう

作るものがあいまいなまま開発を始めると、完成後に「欲しかったものと違う」となりやすくなります。どうすれば、必要な機能や条件を最初に整理できるのでしょうか?

解説

要件定義は、作り始める前に「何を作るか」を利用者と決めて合意する工程。 ここがあいまいだと、完成後に「思ってたのと違う」が起きやすくなります。

1要件定義ってなに?

作り始める前に、システムに何をしてほしいかを利用者と開発者で確認して決める工程です。

利用者
ほしい物を伝える
合意
開発者
作れる形に整理
料理の注文と同じ。「何を・何人分・いつまでに」を先に確認しておくイメージです。開発者だけで決めず、利用者と合意するのが大切。

2開発ごっこ:伝え方で結末が変わる

あなたは予約システムを注文する依頼者。 伝え方を選んで進め、開発者の理解が頭の中とどうズレる/そろうかを見比べよう。

完成イメージの一致度
0%
依頼者の頭の中
画面
スマホ
日時選択
あり
キャンセル
あり
表示
3秒以内
開発者の理解
?
画面
?
日時選択
?
キャンセル
?
表示
?

頭の中の完成イメージは、まだ開発者には見えていない。
→ 言葉で伝えてみる

STEP 1/頭の中:依頼者の頭の中には「スマホで日時を選んで予約・キャンセルでき、サッと表示される」完成イメージ。開発者にはまだ何も見えていません。
頭の中手戻り

3機能要件? 非機能要件?

機能要件=何ができるか、非機能要件=速さ・安定性などの条件。どっち?

  • 席を選んで予約できる

  • 予約のキャンセルができる

  • 3秒以内に画面が表示される

  • 同時に1000人が使っても落ちない

試験のポイント

ITパスポート試験での問われ方

要件定義の目的と、利用者要求の整理が問われる

間違えやすいポイント

  • 要件定義をプログラミング作業だと思う
  • 開発者だけで決めればよいと思う

関連用語

要件定義、機能要件、非機能要件、設計

図解の内容を文章で読む

要件定義をイメージでつかむ

要件定義は、システムに必要な機能や条件を利用者と開発者で確認して決める工程です。ここがあいまいだと、作ったあとに「思っていたものと違う」が起きやすくなります。

たとえると:注文する前に、どんな料理を何人分、いつまでに必要かを確認するようなものです。

要件定義は、システム開発の最初に「何を作るか・どんな条件を満たすか」を利用者と開発者がすり合わせて合意する工程です。プログラミング作業ではなく、開発者だけで決めるものでもありません。実際に使う人の要望を聞き出して整理することが中心です。要件には2種類あります。機能要件は「商品を検索できる」「帳票を印刷できる」といった、システムがやること。非機能要件は「3秒以内に応答する」「深夜も止まらない」といった、性能・信頼性・セキュリティなどの条件です。ここがあいまいなまま作り始めると、完成後に「思っていたものと違う」という手戻りが起き、時間も費用も大きくふくらみます。試験では要件定義の目的と、機能要件・非機能要件の区別が問われます。

押さえどころ

  • 要件 = 必要なこと
  • 利用者と開発者で合意する
  • 後工程の手戻りを減らす

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「要件定義」の過去問(4問)

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