要件定義とは?わかりやすく解説
システムに何をしてほしいかを利用者と決める工程を学びます。
最初に考えてみよう
作るものがあいまいなまま開発を始めると、完成後に「欲しかったものと違う」となりやすくなります。どうすれば、必要な機能や条件を最初に整理できるのでしょうか?
解説
1要件定義ってなに?
作り始める前に、システムに何をしてほしいかを利用者と開発者で確認して決める工程です。
2開発ごっこ:伝え方で結末が変わる
あなたは予約システムを注文する依頼者。 伝え方を選んで進め、開発者の理解が頭の中とどうズレる/そろうかを見比べよう。
- 画面
- スマホ
- 日時選択
- あり
- キャンセル
- あり
- 表示
- 3秒以内
- 画面
- ?
- 日時選択
- ?
- キャンセル
- ?
- 表示
- ?
頭の中の完成イメージは、まだ開発者には見えていない。
→ 言葉で伝えてみる
3機能要件? 非機能要件?
機能要件=何ができるか、非機能要件=速さ・安定性などの条件。どっち?
席を選んで予約できる
予約のキャンセルができる
3秒以内に画面が表示される
同時に1000人が使っても落ちない
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
要件定義の目的と、利用者要求の整理が問われる
間違えやすいポイント
- 要件定義をプログラミング作業だと思う
- 開発者だけで決めればよいと思う
関連用語
要件定義、機能要件、非機能要件、設計
図解の内容を文章で読む
要件定義をイメージでつかむ
要件定義は、システムに必要な機能や条件を利用者と開発者で確認して決める工程です。ここがあいまいだと、作ったあとに「思っていたものと違う」が起きやすくなります。
たとえると:注文する前に、どんな料理を何人分、いつまでに必要かを確認するようなものです。
要件定義は、システム開発の最初に「何を作るか・どんな条件を満たすか」を利用者と開発者がすり合わせて合意する工程です。プログラミング作業ではなく、開発者だけで決めるものでもありません。実際に使う人の要望を聞き出して整理することが中心です。要件には2種類あります。機能要件は「商品を検索できる」「帳票を印刷できる」といった、システムがやること。非機能要件は「3秒以内に応答する」「深夜も止まらない」といった、性能・信頼性・セキュリティなどの条件です。ここがあいまいなまま作り始めると、完成後に「思っていたものと違う」という手戻りが起き、時間も費用も大きくふくらみます。試験では要件定義の目的と、機能要件・非機能要件の区別が問われます。
押さえどころ
- 要件 = 必要なこと
- 利用者と開発者で合意する
- 後工程の手戻りを減らす
確認問題(4問)
確認問題は本サービスのオリジナル問題です。ログインなしで解けます(結果は保存されません)。
「要件定義」の過去問(4問)
IPAが公開しているITパスポート試験の公開問題から、このテーマの問題を集めました。
つながるテーマ
学習を記録して、合格まで続ける
教材と確認問題はこのページで全部無料で使えます。登録すると「要件定義」の結果や習熟度が記録され、苦手分野の復習提案、試験日までの学習計画、合格準備度の見える化が使えます。最初の7日間は学習記録も無料です。