2進数とデータ量の単位とは?わかりやすく解説
コンピュータが「0と1」で情報を表すしくみと、ビット・バイトという量の単位を学びます。
最初に考えてみよう
コンピュータは電気のオン・オフで動くので0と1しか使えないのに、どうやって複雑な計算や処理を実行できるのでしょうか?
解説
12進数は「1・2・4・8…の箱」に 0か1を入れる
- 32(25)1
- 16(24)0
- 8(23)1
- 4(22)1
- 2(21)0
- 1(20)0
← 左へ行くほど 2倍
1 の箱を足すと 32+8+4=44
( )は「2を何回かけたか」。1=2⁰、2=2¹、4=2²…
22進数 → 10進数:1 の箱の数字だけ足す
- 32(25)1
- 16(24)0
- 8(23)1
- 4(22)1
- 2(21)0
- 1(20)0
101100(2) = 32+8+4 = 44(10)
1 の「個数」(3個)ではなく、箱の数字を足す。
310進数 → 2進数:2で割った余りを、右の箱から入れる
- 44 ÷ 2余り0→ 1(20)の箱
- 22 ÷ 2余り0→ 2(21)の箱
- 11 ÷ 2余り1→ 4(22)の箱
- 5 ÷ 2余り1→ 8(23)の箱
- 2 ÷ 2余り0→ 16(24)の箱
- 1 ÷ 2余り1→ 32(25)の箱
商(割った答え)が 0 になるまで割る(44→22→11→5→2→1→0)
- 32(25)1
- 16(24)0
- 8(23)1
- 4(22)1
- 2(21)0
- 1(20)0
44(10) = 101100(2)
最初の余りが一番右(1の箱)。筆算で「余りを下から読む」のと同じこと。
48進数・16進数:右から区切るだけ
8進数=3桁ずつ
54(8)
16進数=4桁ずつ
2C(16)
- A10
- B11
- C12
- D13
- E14
- F15
足りない左は 0 で埋める(点線)。逆向きは1桁を3桁・4桁に戻して並べるだけ。
5本試験:2進数どうしの足し算
「倉庫Aに2進数で 1101 個、倉庫Bに 1011 個。合わせて何個?」のように出ます。まず10進数に直すのがコツ。
- 1101 → 8 + 4 + 1 = 13
- 1011 → 8 + 2 + 1 = 11
- 13 + 11 = 24
- 2進数で答えるなら:24 = 16 + 8 → 11000
2進数のまま足すときは、1の桁で 1 + 1 = 10(2 になったら上の桁へ繰り上がる)。
6ビットとバイト
- 1ビット(bit)
- 0 か 1 の1桁。情報の最小単位
- 1バイト(Byte)
- 8ビット。0/1 の箱8個ひとまとまり。28=256通りを表せる
- KB・MB・GB・TB
- バイトが約1,000倍ずつ大きくなる単位
試験のポイント
図解の内容を文章で読む
コンピュータは「0と1」だけで動いている
コンピュータの中身は、たくさんの小さなスイッチでできています。スイッチは「オフ=0」「オン=1」のどちらかしかありません。この0と1だけを使う数の表し方を2進数と呼びます。文字も画像も音も、最終的にはすべて0と1の並びに置きかえられています。
たとえると:豆電球が並んでいて、消えている=0・点いている=1。電球の点き方のパターンで、いろいろな情報を表していると考えるとイメージしやすいです。
1ビットは0か1の1個分で、これが情報の最小単位です。ビットを8個集めると1バイトになり、ここから KB・MB・GB と約1,000倍ずつ大きな単位になっていきます。ファイルサイズや通信量で見かける「MB」「GB」も、もとをたどればすべてビット(0と1)の集まりです。
押さえどころ
- ビット = 0か1の最小単位
- 1バイト = 8ビット
- KB → MB → GB は約1,000倍ずつ
確認問題(5問)
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「2進数とデータ量の単位」の過去問(2問)
IPAが公開しているITパスポート試験の公開問題から、このテーマの問題を集めました。
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