処理形態とシステム構成とは?わかりやすく解説
いつ処理するか、どこで処理するか、役割をどう分けるかを場面から選びます。
解説
1いつ処理する? ― バッチ/リアルタイム
1か月の間に、データ(●)が発生します。処理(▼)はいつ行われる?
2回線につなぐ? ― オンライン/オフライン
①とは別の軸なので、掛け合わせられます。縦=接続、横=タイミング。
試験に出やすいのはオンラインリアルタイム(座席予約・銀行ATM)とバッチ(給与計算)。
3どこで処理する? 役割をどう分ける?
コンビニチェーンの本部と4つの店です。方式を選ぶと、どのコンピュータが処理し、データがどう動くかが見えます。
4問題文から見分ける
まず「どの軸の話か」を決めてから、方式を選びます。
5試験ではここを見分ける
- バッチ/リアルタイム=いつ処理するか(まとめて後で/制限時間内にすぐ)
- オンライン/オフライン=回線につなぐか。タイミングと組み合わせられる
- 集中/分散=どこで処理するか、クライアントサーバ・三層・P2P=役割の分け方
誤り:オンラインなら必ず1台に集中する
正しくは:オンラインは接続の話。集中か分散かは別の軸
誤り:リアルタイム=ただ速い処理
正しくは:発生したときに、制限時間内に応答する処理
試験のポイント
ITパスポート試験での問われ方
給与計算や座席予約などの場面から処理形態・構成を判断する
間違えやすいポイント
- オンラインなら必ず一台へ集中すると考える
- リアルタイムと高速処理を同じ意味にする
関連用語
バッチ処理、リアルタイム処理、オンライン処理、集中処理、分散処理、クライアントサーバ、三層システム、P2P
図解の内容を文章で読む
処理形態とシステム構成をイメージでつかむ
処理タイミングは、まとめて後で処理するバッチと、発生時に応答するリアルタイムで分けます。接続形態はオンラインとオフラインという別の軸で、オンラインバッチとオンラインリアルタイムのように組み合わせられます。処理場所は集中・分散、役割分担はクライアントサーバ・三層・P2Pで整理します。
たとえると:月末に伝票をまとめて締めるのがバッチ、席を選ぶたび空席を更新するのがオンラインリアルタイムです。仕事を本部へ集めるか、店舗へ分けるかも別の軸です。
バッチ処理とリアルタイム処理は、いつ処理するかという処理タイミングの分類です。バッチ処理はデータをため、決めた時刻や件数でまとめて処理するため、月末給与計算などに向きます。リアルタイム処理は出来事に対して制限時間内に応答する必要があり、座席予約の空席更新や機器制御が例です。一方、オンラインとオフラインは通信回線につないで処理するかという接続形態の分類です。オンラインで受け付けたデータを夜間にまとめるオンラインバッチや、接続した端末の入力へすぐ応答するオンラインリアルタイムのように、二つの軸は組み合わせられます。集中処理は一か所のコンピュータへ処理を集め、分散処理は複数の場所・コンピュータへ分けます。クライアントサーバは依頼側と提供側に役割を分け、三層システムは表示・業務ロジック・データの三層に分けます。P2Pは各端末が対等に提供側にも利用側にもなります。
押さえどころ
- バッチとリアルタイムは処理タイミング
- オンラインとオフラインは接続形態
- 集中と分散は処理場所
- クライアントサーバ・三層・P2Pは役割分担
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「処理形態とシステム構成」の過去問(1問)
IPAが公開しているITパスポート試験の公開問題から、このテーマの問題を集めました。
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